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グレープフルーツプロジェクト

  • 2010/08/16(月) 03:21:02

物質的な面では満たされているが、精神的な面ではどこか物足りない。現代に蔓延しているこのような閉塞感を打ち破るための新しい波を世の中に打ちだしていくことが、このプロジェクトの目的です。

 オノヨーコの書籍であるグレープフルーツジュースには、「地球の回る音を聴きなさい。」「太陽を見つめなさい。それが四角くなるまで。」などといった刺激的な数多の「命令」が書き記されています。

 第二次世界大戦中、お腹を空かせてしょげている弟を見て、ヨーコは弟と一緒に「おいしい献立を考えるゲーム」をしました。「私は豚汁とミートローフがほしいわ。それから、デザートはショートケーキ」「ぼくは、アイスクリームの方がいいな」「じゃあ、アイスクリームとショートケーキの両方にしましょうよ」弟はだんだんと元気を取り戻し、もう大丈夫だというようにでんぐり返しをしてみせました。ヨーコはこうした架空のメニューをつくることによって勇気づけられたときのことを、今でも時々思い出すといいます。

 現在では、物質的に飢えを感じることはほとんど無い時代となり、このような架空の献立を立てる必要はなくなりました。その一方で、精神的な面では、捉えどころのない飢餓感を感じている人は多い。そういった、習慣的な生活だけでは満たされない人々を励ますための、人生に付け足す「新しい行為のメニュー」として、ヨーコはグレープフルーツを書いたといいます。このメニューに記された魔法のような行為の多くは、しかし、実際には実現の難しい行為です。ヨーコは実現可能性に縛られること無く、人間の精神へと真に響くようなメニューを創出しました。そのようなヨーコの自由な精神を決して忘れることなく、グレープフルーツプロジェクトでは、今すぐに行動にうつしたくなるような、そうしてそれを行った後には、その人の生活自体を根本から変えてしまうような力を持った行為のメニューを、愛する人々へと贈ります。

                

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